在宅診療
診察時間
9:00 - 12:00
13:00 - 17:00 -
休診日:土曜の午後、日曜祝日/△は訪問診療
内科診察の様子

在宅診療とは

在宅診療とは、病院への通院が難しい患者様のご自宅へ医師が定期的に訪問し、医療サービスを提供する診療形態です。当院では「安心できる在宅生活の実現」を理念に、患者様一人ひとりの状態や生活環境に合わせた医療ケアを行っています。
強化型在宅支援診療所(連携)として、医療機関・訪問看護ステーション・介護事業所と緊密に連携し、24時間体制での医療サポートを実現。患者様とご家族が住み慣れた環境で安心して療養生活を送れるよう、質の高い在宅医療を提供しています。

訪問診療と往診の違い

「訪問診療」と「往診」は似ているようで異なる医療サービスです。
訪問診療は、計画的かつ定期的に医師が患者様宅を訪問して行う診療です。1~2週間に1回など決まった頻度で訪問し、健康状態の管理や治療、薬の処方、療養指導などを継続的に行います。これにより、症状の早期発見や予防的な医療介入が可能となり、長期的な健康管理を実現します。
一方、往診は患者様の容態が急変した際などに、要請に応じて医師が訪問する緊急対応型の診療です。訪問診療を受けている患者様は、緊急時にも24時間体制で往診を受けることができ、入院が必要な場合には適切な医療機関への橋渡しも行います。

対象となる方

次のような方々に在宅診療をご利用いただいています。


当院で行う在宅診療の内容

検査イメージ

—一般診療・健康管理

定期的な診察を通じて、バイタルサイン測定や身体診察を行い、健康状態を総合的に評価します。必要に応じて血液検査や尿検査などの簡易検査も実施し、病状の変化を早期に発見します。また、適切な薬剤処方や食事・生活指導を通じて、健康維持と疾患管理をサポートします。

—専門的医療処置

在宅でも高度な医療ケアが受けられるよう、次のような専門的医療処置に対応しています。


—在宅リハビリテーション

理学療法士・作業療法士が患者様のご自宅を訪問し、生活環境に即した実践的なリハビリテーションを提供します。脳血管疾患後のまひや筋力低下、関節拘縮などに対する専門的なリハビリを通じて、日常生活動作(ADL)の改善と自立支援を目指します。

—緩和ケア・看取り

人生の最終段階を住み慣れた環境で過ごしたいという願いに寄り添い、苦痛を和らげ、尊厳ある生活を支える緩和ケアを提供します。患者様とご家族の意思を尊重し、精神的・身体的な苦痛を軽減するとともに、ご家族のケアも含めた総合的なサポートを行います。

在宅診療の流れ

医療法人清晃会の在宅医療体制

当院は平成15年の羽曳野市での開業以来、特に脳卒中後遺症のある患者様への生活支援に注力してまいりました。現在では高齢化社会の進展に伴うニーズに応えるべく、医療と介護を一体化させた包括的なサービス提供に力を入れています。

医療制度の変化により、長期入院が難しくなる中で、自宅や施設で安心して療養を続けられる体制の整備が重要視されています。当法人では「地域完結型医療」の実現を目指し、以下のような多職種連携による総合的な在宅医療サービスを展開しています。


診療時間

月~金曜日 13:00~17:00 在宅診療

お問い合わせ

在宅医療についてのご質問や相談は、当院の相談室で承っております。患者様の状態や生活環境、ご家族の事情に合わせた最適な医療・介護プランをご提案いたします。
「わかりやすい説明」と「安心できる医療」をモットーに、患者様とご家族に寄り添った在宅医療を提供してまいります。どうぞお気軽にご相談ください。